バランス型投資信託のメリット、複数組み合わせることのデメリット

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バランス型投資信託は、非常にメジャーな投資先として初心者もよく利用しています。

今回は、バランス型投資信託が持つ具体的なメリットについて解説します。

またバランス型投資信託は、基本的に複数組み合わせる事がデメリットとされています。

バランス型投資信託を組み合わせる事にはどんなデメリットがあるのかも、併せて解説しましょう。

バランス型投資信託にはどんなメリットがあるの?

 

投資信託のみならず、投資の世界には非常に有名な格言があります。

それは、「1つの籠に全ての卵を盛ってはいけない」という格言です。

簡単に言うと、「1つの投資先に資金を集中させてはいけない」、「分散投資をしなさい」という事です。

1つの投資商品の価格が下がっても、他の投資商品でカバー出来るようにしておけば、非常に効果的なリスクヘッジになります。

投資信託における1つのメリットに、投資金額が少なくても分散投資が出来るという点が挙げられます。

バランス型投資信託は、これをさらに追及したものだと言えるでしょう。

バランス型投資信託では、名前の通りリスクのバランスが重視されており、中~長期的に安定感のある運用が期待できます。

これはバランス型投資信託における、投資対象同士の組み入れ上限の設定によって実現されています。

これだけ安定感に優れているバランス型投資信託ですが、複数組み合わせる事によりデメリットが生まれてしまいます。

一体なぜでしょうか?

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バランス型投資信託を複数組み合わせる事のデメリットって?

本来投資信託を複数組み合わせる理由は、違った特徴を持つ投資信託に投資する事でリスクを分散したり、ポートフォリオのリバランスを行ったりする為です。

バランス型投資信託は、初めから複数のファンドによって構成されています。

その為不動産や債権等、最初からリスクが分散されています。

またリバランスも自動で行われる為、てこ入れの必要もありません。

ここまで読んで下さった方は、もうお気づきかと思います。

つまりバランス型投資信託を複数組み合わせてしまうと、非常に管理が難しくなるというデメリットがあるのです。

それぞれの投資信託のメリット、デメリットを完璧に把握するのは、1つのバランス型投資信託に投資するだけでも簡単ではありません。

また全てのファンドにおける資産配分をチェックしない事には、資産配分の全貌が見えてきません。

という事は、複数のバランス型投資信託を組み合わせてしまうと、リスクが高い投資信託に多く資金を配分してしまう可能性もあるのです。

いくらバランス型投資信託と言っても、やはり自分で投資信託を選択し運用していく場合と比べれば、多少感覚のズレが出る事は把握しておきましょう。

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