個人年金の満額金を据え置きにしておく利点について考える

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“満額を受け取る事ができる保険が分からない”また、“個人年金の満額はすぐ受け取っていいのか分からない”という人はいませんか?
個人年金について分からない点が多いと、将来不安になりますよね。
本記事では、個人年金に関し、満期金を据え置きにする事の利点を解説したいと思います。

個人年金の満期金を受け取る前に見直した方がいい?

保険のうち、満期金を受け取る事ができるものにどのようなものがあるか、ご存知ですか?具体的には、養老保険、生存給付金付定期生命保険、学資保険、個人年金保険などがあります。

満期金がある保険を見直す時は「解約返戻金」について確認しておきましょう。
解約返戻金とは、今解約するといくら戻ってくるかのことです。
その金額を明確にしておくと、満期まで待つのか・今見直しをするのかを判断する事ができます。

さらなる見直しとしましては、個人年金の満額をすぐ受け取るのか、据え置きにするのかを検討する事です。
見直しは恥ずかしい事ではありません。
見直しを考えるときにはまず、自分の今加入している保険の保障内容・解約返戻金を確認して判断しましょう。

個人年金の満額を据え置きするメリット

次に据え置くメリットをご説明しましょう。
利点の一つは、保険金を無駄使いする危険がなくなり、必要時に引き出せる事です。
個人年金の満額金をそのまま他の金融機関に預けたほうが良いと思われがちですよね。
むしろ、そう思う人が多いかもしれません。
しかし、よく利用する口座の場合、出し入れが頻繁になり、まとまったお金がすぐ目の前にあることでつい、使い過ぎてしまう事もあります。
今までで、そのような経験はありませんか?

いつの間にか、いざという時のためのお金がなくなっていた、そのような事を防ぐためにも、生命保険の満期金は使用を決めるまでの間据え置きにしておく方が安全です。
必要金額だけを引き出せるので、無駄使いなく管理できますよ!

さらなる利点もあります。それは、銀行の預金よりも利回りが良い場合が多いという事です。
個人年金の満額を据え置きにすると、そのまま運用して効率よくお金を預けておけます。
年金で獲得したお金をさらに運用できるのです。

満期金の受け取りと課税

では満期が到来した時に税金はどうなっているでしょうか。
満期保険金を据置くと、満期日支払期日の属する年に一時所得として課税されてしまいます。
したがって、据え置きはその年度に申請をする必要があるのです。
つまり満期が到来した場合、そのまま受け取っても据え置いたとしても税金は支払わなくてはならないのです。

いかがでしょうか。
すぐ受け取るよりも見直して、据え置きを選択すると、結果的に利回りがよくなる場合もあります。
さらに、銀行よりも生命保険の利回りの方が良い場合もあるのです。
使わないお金を銀行にそのまま預けておくよりも、生命保険を据え置きにすることで得になることがあるだということを、ご理解頂ければ幸いです。

しかし見直しが必要かどうかを判断するのは容易ではありませんよね。
満期金を据え置きにした方がよいかどうかの判断を相談できるプロが身近にいればよいのですが、なかなか親切丁寧なプロに出会うのは難しいと思いますよね。
プロのファイナンシャルプランナーと出会うにはFP法人である株式会社グライブが開催するマネーセミナーでより詳細を知ることができます。

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