ライフイベントにはお金が必要
定年までの生活を考える時に、切っても切り離せないお金の必要性・結婚、住宅・子どもの教育資金・・・、これから起こりうるライフイベントには、数百万、数千万単位でのお金が必要です。日本FP協会によると、主なライフイベントでの必要経費の目安は下記の通りとなっています。
結婚（婚約〜新婚旅行まで） 470万
出産 49万
教育資金（高校まで公立・大学のみ私立の場合） 969万
住宅購入（住宅購入の平均価格） 3340万
いかがでしょうか。これ以外にもビジネスマンの場合は働けなくなった時のリスクなども考慮の必要があるでしょう。これからの長い人生において、ライフイベントに必要な資産の形成は必要不可欠です。
ビジネスマンは長期グローバル分散投資からスタート
資産形成の必要性は理解しているものの、投資信託・FX・仮想通貨など資産形成の方法もたくさんあるため、手始めに何から始めれば良いのか検討に時間がかかり、なかなか本格的な資産形成に手を出せないでいるという人も多いと思います。
資産形成方法にもいろいろありますが、ビジネスマンにおすすめなのは長期のグローバル分散投資です。中短期の投資の場合、日々の株価変動に一気一憂して本業に影響してしまう可能性がありますが、長期であれば1日単位で株の動きを気にする必要がありません。またグローバルな視点を持てば、成長著しい地域に投資をすることでリターンが期待でき、地域を分散することでリスクを軽減することが可能となります。
長期グローバル投資では「ETF」がおすすめ
長期グローバル分散投資の中でも特におすすめなのが、「ETF」です。ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で、上場投資信託を指しています。ETFは指数に連動を目指す運用を行うため、基本的にその指数と同様の割合で上場銘柄を保有することになります。
例えば日経平均株価は日経225と呼ばれるように225銘柄の平均株価ですが、日経平均株価に連動するEFTに投資すると、225銘柄に分散投資を行うのと同じ意味合いがあります。また日経平均株価を構成する上場銘柄を取得するためにはまとまった資金が必要ですが、EFTであれば数万円の資金から分散投資が可能です。
規制や言語などがネックとなり個人ではなかなか難しい海外資産へも、EFTで海外の株価指数との連動を目指すものへ投資をすれば、簡単にグローバル分散投資が可能となるのです。
さまざまなライフイベントや将来に備えて資産形成を考える時に、「長期」「分散」「グローバル」「低コスト」という投資に大切な要素が含まれているEFTは、まさに忙しいビジネスマンにおすすめの資産形成・運用方法。ぜひ一度検討してみてください。
