投資信託っていつでも返金してもらえるの?

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投資信託で資産運用をしていても、急な出費などでどうしてもお金が必要な場合などが出てくる可能性もあります。
さらにどうしても今売りたいという場合など、すぐに換金して返金を受けることができるのかを知っておきましょう。

 

投資信託はいつでも換金できる

投資信託は基本としていつでも換金が可能です。ただし一定期間換金できない期間である「クローズド期間」を設けた投資信託もありますので注意しましょう。
単位型の株式投資信託になるとクローズド期間が定められているものが多くなります。なお、クローズド期間中であっても特別な理由があれば例外的に換金が認められることもあるようです。

 

すぐにお金は返金される?

投資信託の解約を申し込んだらすぐに換金できたとしても、実際に手元にお金が入るまでの期間がどのくらいかかるかが気になるところです。
換金の手続きが完了すれば売却代金が支払われるのですが、その代金がすぐに手元に届くわけではありません。
日本株式に投資する投資信託なら換金を申し込んでから3営業日目、ただし分類や販売会社によって5~8日営業日目のケースもあります。
また、MRFなどのように翌日に支払われる商品もありますので、商品ごとに異なることを理解しておきましょう。

 

代金の受取先の確認を!

換金した代金の受取先は、登録している預金口座なのか、売却代金でMRFを買付けるのか、証券会社の預かり口座に預金するかなど、どの方法か換金を申し込む際に指定するか確認しておく必要があります。

 

投資信託は長期保有することが基本

投資の世界では買う時より売る時のほうが難しいと言われますが、値下がりしていけば不安になるので売りたくなるでしょうし、値上がりしたらさらに高くなるのではと思い売り時を逃してしまうこともあります。
投資を始めても日々の相場に振り回されてしまうと、売却のタイミングを見失う可能性も十分あると言えるでしょう。
まず投資信託は多くの銘柄に分散投資を行うので、値動きは比較的緩やかであることから短期的な値動きでの売買には向かない金融商品です。
さらに頻繁に売買を行うと、そのたびに費用が発生して負担が大きくなります。長期的に時間をかけて保有することにより、大きな資産へと育てていくことが期待できる金融商品なので、目先の値動きに一喜一憂せず長い目で投資することを考えましょう。

 

投資信託で安心して投資を行うために

投資信託は、売却してから現金が支払われるまで、投資信託説明書(目論見書)にその日数などが記載されています。
また、換金できないクローズド期間の定めの有無なども目論見書に記載があるはずです。もし不明な点などがある場合には、一旦目論見書を確認してみるとおおよそのことは記載されているので確認しておきましょう。

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