投資信託を購入する際は、どのような手順を踏めば良いのでしょうか?
投資信託が初めてという方にも分かりやすく、4つのステップに分けて解説していきたいと思います。
自分の投資スタイルを決定する
投資信託を購入する前に、まずは自分の投資スタイルをしっかりと決めておきましょう。
確固たる投資スタイルを決めておかなければ、目移りするかのように投資してしまい、結果、大きなリスクを負ってしまい兼ねません。
初心者の方は利益を求めすぎず、極力リスクを抑えた投資スタイルを心掛けて下さい。
また年間でどれぐらいの利回りを実現したいのかも、明確にしておくとなお良いでしょう。
投資信託を購入した直後は、利益を出すことも勿論大事なのですが、まずは「投資信託の運用に慣れる」ということも重要なのです。
購入する投資信託、購入先を決定する
投資のスタイルが決定したら、購入する投資信託を決定しましょう。
分散投資することでバランスの良いリスクヘッジと利益獲得が見込める「バランス型ファンド」は、初心者でも購入しやすいのでおすすめです。
購入する投資信託が決定したら、次はどこの金融機関で購入出来るのかチェックします。
日頃から利用している金融機関以外に、多くの投資信託を取り扱っているネット証券会社でも購入出来ます。
ネット証券会社での購入は、ネット環境があれば可能な上に金融機関での購入よりも手数料が安く抑えられます。
ただ近年は、銀行も店頭販売だけでなくネット販売に対応している場合が多いです。
取扱商品や手数料などを比較して、自分が好きな購入先を決定して下さい。
証券取引口座を開設する
購入する投資信託、投資信託の購入先が決定しても、そのまますぐに購入出来る訳ではありません。
その前に、証券取引口座を開設する必要があります。
銀行を利用するために、銀行口座を開設するのと同じことです。
証券取引口座の開設は、ほとんどの場合開設手数料が無料です。
証券取引口座の開設手続きを行ってから、数週間で取引が開始出来るようになります。
選んだ投資信託を購入する
いよいよ、投資信託の購入です。
投資信託の購入方法は「スポット購入」、「積立投資」の大きく2種類に分けられます。
スポット購入は1回1回商品を選択する方法なので、ファンドによってはまとまった投資金額が必要な場合もあります。
積立投資は、毎月少ない投資金額を少しずつ積み立てていく方法です。
1回の積立に使う資金は500円~というファンドもあるので、初心者の方でも気に入ったものがあればすぐに投資を開始出来ます。
積立投資は長期のスパンで少しずつ利益を出し、将来の資産形成に役立てたいという方にピッタリです。