10年くらい前まで投資信託を購入する際には、全国の証券会社や投信会社の一部で買い求めるしかありませんでした。しかし現在は金融業務の自由化により、銀行など様々な金融機関でも投資信託の販売窓口として取り扱う事ができる様になっています。
買付方法も多様化している
現在は証券会社以外にも、銀行、信用金庫・組合、農協、保険会社、郵便局など、様々な金融機関から投資信託の購入が可能です。
さらに買付方法も多様化し、窓口となる販売会社の店頭に行って購入する方法以外にも、電話やインターネットから取引を行うことも可能です。
また、勤務先が確定拠出年金制度を導入していれば、そこから投資信託を購入することもできます。
どの方法から買うことがベスト?
どの方法から投資信託を購入することが一番便利かは人それぞれですが、今付き合いのある金融機関と親身にしていて担当者が信頼できるというケースでは、販売窓口を通すことも多いようです。
しかし今特に決まった金融機関などとの付き合いがなく、しかも初めて投資信託を購入するという場合にはいくつか店頭に行って説明を聞いてみると良いでしょう。
既に投資信託を購入したことがあるので知識をある程度持っている場合や、利便性や費用削減を重視したいのならインターネットで取引することがスムーズです。
いつ買っていつ売れば良い?
安い時に買って高い時に売ることが可能なら、短期的な投資で大きな利益を得ることができます。しかしそのタイミングがわかれば誰も苦労しませんし、どこが基準になるのか物差しはありません。
市況変動を予測できないなら、余裕資金があるなら思い立った時を買い時だと判断するしかなくなります。ただし買い付ける時期を分散させることでリスクを抑えることはできます。
投資信託は様々な投資対象に分散投資するので、既にその部分ではリスク軽減ができているので、後は購入する事故を分ける時間分散を加える事で更にリスクを最小限に抑える事ができるでしょう。
時間分散を加えて最小限にリスクを抑える
一定金額を継続して投資し続けることで買い付け単価を引き下げる事ができると考えられますが、これは「ドル・コスト平均法」と呼ばれている手法です。
価格の変動があるものを同じ金額で買い続けた場合、値段が高い時には少ない量を買って安い時にはたくさんの量を買う事になりますので、平均すると単価を引き下げる事ができます。
疑問や悩みが解決できないなら・・・
投資信託をどこで買うのか、どのような方法で買うのかなど、色々な疑問はあるでしょう。大切なのは一気に儲けようとせず、できるだけリスクを抑えて運用していく事です。
相談できる担当者などがいるのなら相談してみると良いでしょうし、もし誰に相談して良いかわからないという場合には投資セミナーなどに参加して知識を高めてみてはいかがでしょう。自分にとって最も良い投資信託の買い方や選び方が見つかるかもしれません。