毎月貯蓄しているのに将来に対する不安が消えない…という人は、案外と多いものです。
しかしながら将来を憂いてばかりでは、人生を謳歌する事ができませんよね。
今回は、貯蓄しても不安が解消されない原因と解決策について、お話ししていきます。
取り越し苦労をしないために私たちができる事とは一体、何なのでしょうか。
貯蓄しても不安が残る人
貯蓄しても不安が解消されないという人の多くは、貯蓄額が足りていないと感じているからではないでしょうか。
2013年、マイナビウーマンが実施した、マネープランに関する調査によると、働く女性の半数近くが、「1500万円以上ないと将来が不安」と回答しています。
「1000万円以上」と回答している人を合わせると、半数超えとなっています。
それに対し、「実際の貯金額は400万円未満」という人が8割にものぼります。
これでは、貯蓄しても貯蓄しても、不安が解消されないわけですね。
貯蓄がもっと必要な理由について、もう少し深く言及してみましょう。
回答者の意見としては、「老後は3000万円以上で安泰らしい」「働けなくなった時の事を考えると不安」「年金制度が破綻する恐れがあるから」などと言った内容が目立っていました。
参考URL
(https://woman.mynavi.jp/article/130813spe01/)
ここでちょっと、考えてみてください。
貯蓄額が1000万円以上必要だと答えた人の多くは、起きていない事態に不安や恐怖を感じていませんか。
つまり、女性に関して多くの人は、取り越し苦労をしていると考えられます。
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取り越し苦労をしないために
「何となく将来が不安だから」という理由だけで貯蓄しているだけでは、いくら貯まっても不安が解消されることはないでしょう。
とにかく、目的もなくただ闇雲に貯金する事は、決して正しいとは言えません。
せっかく貯蓄しているのですから、できるだけ良い方向に考えられるように、取り越し苦労を解消していきましょう。
解決策としては、まず、貯蓄自体を目的としない事です。
貯蓄してどうしたいのか、一度考えてみてください。
今お付き合いしている人との結婚資金を貯めたい、マイホームの頭金を貯めたいなど、あなたが貯蓄する理由は何か、明確にしましょう。
また、よくある将来必要な資金等の情報は、目安でしかありません。
地方か都心かによって物価も違いますから、参考程度に捉えましょう。
例えば、「老後までに3000万円ないと生きていけない…」「子供を高校まですべて公立の学校に通わせるとしても500万円かかる…」といった事も、ぱっと見の額面が大きいため、一気に不安を抱くことでしょう。
しかしながら、それは一気に支払う金額ではありません。
多くの方にとって、毎月のお給金の中から支払える金額ですから、必要以上に心配しないでください。
あなたはきちんと貯蓄しているのですから、これからはより快いモチベーションで貯蓄していきましょう。
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まとめ
今回は、貯蓄しても不安が解消されない原因と解決策について、お話ししました。
貯蓄しているのに不安がつきまとう人は、目的を明確にしてみましょう。
また、取り越し苦労をしないためにも、必要以上に心配するのをやめ、よくある「○○円以上ないとダメ」等という情報は、参考程度に考えましょう。
貯蓄を快いものにするためにも、今後は前向きな気持ちで続けていく