貯蓄したいなら住宅ローンの繰り上げ返済をするべき?

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マイホームは人生において最大の買い物と言えますが、家を購入する際には新築でも中古でも住宅ローンを組む人がほとんどでしょう。
念願のマイホームを手に入れた喜びもつかの間、毎月のように住宅ローンを返済していく必要が出てきます。
貯蓄をする余裕はないと思う人もいるかもしれませんが、子供の教育費や自身の老後に備えて、貯蓄をしておくことも大切です。
ではある程度まとまったお金が出来た時、将来の貯蓄に備えるためにも、住宅ローンを繰り上げ返済してなるべく早く終わらせるようにしたほうが良いのでしょうか。

 

住宅ローンの繰り上げ返済とは?

住宅ローンの繰り上げ返済は、毎月やボーナスの時などの返済額以外に先に返すことです。返済総額や期間を圧縮できる部分がメリットで、毎月の返済額を変えずに返済期間を短くする方法と、返済期間は変えずに月々の返済額を減らす方法があります。
どちらも利息の負担を軽減できるので損得で考えれば当然得をする返済方法ですが、住宅ローン返済期間中に出産や育児、子供の進学などが重なっている場合、手元の資金が少ないことで対応できなくなる可能性もあります。
家族のライフプランを作成した上で、どの時期にいくら必要かを事前に把握しておき、その上でどのくらいなら繰り上げ返済しても大丈夫かを確認しておきましょう。

 

資金不足で借入が必要になる可能性もある

繰り上げ返済すれば返済が終わった時点では得をしますが、返済を行なったタイミングでは手元のお金が減るだけです。
子供が大学に入学する時に大きな資金が必要になるから、早めに住宅ローンを終わらせようと考える人もいるかもしれません。しかし、いざ大学進学の時に手元の資金が不足すれば、今度は奨学金などで借りる必要性が出てきます。
繰り上げ返済もやり過ぎると結果として家計の負担を重くしてしまいますので、将来まとまったお金が必要なタイミングで不足が生じないようにすることが必要です。

 

返済に充てずに運用したほうが得?

住宅ローン金利は以前よりも低くなっていますので、現金が必要になった時に高い金利で資金調達するよりも手元のお金を上手に回した方が得になる可能性もあります。
また、超低金利である銀行の預貯金などにお金を置いておくより、投資信託などで運用して配当金や利益を受け取ることができるようにすることも検討しましょう。

 

運用することによるメリットとは?

投資信託の価格は毎日変動していますが、毎月一定額を長期的に購入し続けて運用することで価格変動に左右されずリスクを軽減することもできます。
資産運用に興味はあるけれど投資のリスクについて良く分からないという場合や、もっと詳しく色々なことを知りたいという場合など、投資やお金のセミナーに参加してみましょう。
特に子育て世代のママなどがこの先役立てることができる情報も、セミナーに参加することで習得できます。情報を上手く活用して資産形成に役立てていきましょう。

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