“将来のために資産運用を考えたいのだけれど、何から手を付けていいのか分からない”という方はいませんか?
資料を見ても意味が分からないと、不安になりますよね。
ここでは、資産運用の方針を決定するための考え方について、できる限り分かりやすく解説したいと思います。
まずは資産運用の大まかな方針を立てよう!
投資と貯蓄のバランスを考える前に、あることを準備しておくことをお勧めします。
あることとは、「アセットアロケーション」です。
アセットアロケーションとは、あなたの資産運用の目的や、運用の期間に沿って大まかな資産配分を決定することです。
アセットアロケーションを準備しておくことで、具体的な運用の判断基準になります。
また、期待と結果を評価することが出来るため、期待通りの時もそうではない時も次に生かすことできます。
アセットアロケーションに影響を与える因子
アセットアロケーションを検討・決定するという事は、結果的に投資と貯蓄のバランスを考えることになりますよね。
それでは、アセットアロケーションに影響を与える因子にはどのようなものがあるのでしょうか?
まずは、あなたの保有する資産でしょう。
「保有する資産の総額」がいくらあるのか、投資金額を決定するうえで一番影響力があると思います。
次に、あなた自身に「収入があるのかないのか」また、あるのであればその「収入の金額がいくらなのか」です。
収入の有無によって投資と貯蓄のバランスを変えるべきですし、収入の金額によっても、どの程度まで投資のリスクをとるか、異なってきます。
他には、あなたの「年齢」も忘れてはいけない因子です。
投資と貯蓄のバランスは金額だけの話ではなく、いざ資産運用するとなると一定の期間をもって行うことになります。
したがって、あなたの年齢やライフステージに合わせた選択をしていくのが大切でしょう。
あなたに合った投資と貯蓄のバランスを決定するために
資産運用の方針として、保有する資産の総額や収入の有無と程度、そしてあなた自身の年齢が影響を与える因子とお話ししました。
しかし、これだけではありません。
あなた自身の目的というのも大切です。
そもそも、投資は大なり小なりのリスクが発生し、その中から利益を得る可能性を持つものです。
安全性を追求したい場合であれば普通預金を始めとする預貯金での積立が確実でしょう。
でも、それでは現在の超低金利や物価上昇を考えると将来に不安が残るという人も多いでしょう。
上記に示した因子は、運用に関して一定の制限や妥当性を発生させるわけですが、あなた自身が最終的に決定することに変わりありません。
あなたが利益を得たいのか、それとも将来確実な資金を保有していたいのか、今一度考える事が最も重要ではないでしょうか?
投資と貯蓄のバランスに、万人に当てはまるものなどありません。
最終的には、あなた自身の知識と技術にかかっているわけですから、自己分析と情報収集を怠らないようにしましょう。
あなたが自身で考えるうえで豊富な知識や経験をもった人が身近にいると心強いですよね。
グライブが行なうマネーセミナーの講師はそんな皆さんのおてつだいをしていたりします。