銀行預金と貯蓄型保険、どちらがお得でどこがいい?

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目標を持ってお金を貯めたいと考えていても、実際の生活で貯蓄できない状態が続いているという人もいると思います。
お金を貯める時には貯蓄体質になることが必要ですが、銀行預金や貯蓄型保険などを活用することでしっかりと確実に貯めて行くことができるでしょう。
銀行預金や貯蓄型保険はそれぞれ特徴なども異なりますので、どちらが得なのかなどについて確認した上で始めることも大切です。

 

貯蓄するなら金利について知っておくこと

まず貯蓄を増やす時に銀行預金であれば「金利」について考えると思います。お金を預けていれば、その額に対して金利が付くことがメリットですが、今は非常に低い状態ですので貯蓄を増やすことには繋がりにくいと言えます。
例えば普通預金の金利は0.001%、定期預金でも0.02%程度という状態で、お世辞にも預けることが増やすことになるとは言える状態ではありません。
過去、バブル期と呼ばれた時代では定期預金だと金利8%という状況だったこともあるので、それに比べるとかなりの超低金利状態です。

 

預金することでのメリットは?

しかし比較的手軽に始めやすく、金利は期待できないものの優遇制度やキャンペーンなどの特典が得られるケースもあります。
なお、貯蓄体質になるためには、まず給料などでお金が入ったら先に貯蓄をし、残りで上手くやりくりをすることが鉄則です。自動積立定期預金などを活用して、まず強制的に貯蓄していくことから始めましょう。

 

貯蓄型保険でも毎月確実に貯まる

同じく強制的に貯蓄するという意味では貯蓄型保険も活用できます。生命保険であれば口座引き落としは毎月27日であることが一般的ですので、銀行からの引落しで保険料を支払うように設定しておけば毎月貯蓄を続けることができます。
さらに保険ですので、保障が付くと言う部分は銀行預金とは大きく異なる点だと言えるでしょう。
貯蓄型保険の代表的なものには、養老保険、個人年金保険、学資保険、終身保険などが挙げられます。
ただし途中で解約すると元本割れをする可能性があるので、長い年月保険料をしっかりと支払い続けられるかを確認してから加入することが大切です。

 

ただし低金利だと保険料は高くなる

さらに預金の低金利は貯蓄性保険にも影響しており、過去金利が高かった時と同じ保険に加入したとしても現在のほうが高く保険料を支払う必要が出てきます。
金利のデメリットが気になる場合には、積立利率変動型保険や、外貨建の貯蓄型保険などを検討しても良いでしょう。

 

銀行預金と貯蓄型保険を選ぶ時の注意点

銀行預金も保険も商品が色々あるので、どの商品が一番良いかはその人のニーズ次第というところです。貯蓄の目的や使うタイミングに合わせて始めることが一番だと言えるでしょう。
そして貯蓄は長く継続してこそ意味がありますので、家計の負担が大きくなりすぎないように確実に支払える額で設定するようにしましょう。

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