資産形成と資産運用を行なっていく必要性

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資産形成とは、将来の自分や家族を養っていく資産を作ることをいいます。

世の中はもうすぐ「シンギュラリティ」を迎えると言われており、AI技術の発展によって人類の仕事の約半分はなくなると言われています。また、現在の日本の現状として、少子高齢化など課題が多く、その解決の道筋も立っていません。

将来の私たちがどのような生活を送っているのか、全く想像がつきません。現在より生きにくい世の中に変わっているかもしれません。

どのような未来が私たちを待ち受けても、生きていけるように備えとして、今から資産形成を行う必要があります。人それぞれ将来のビジョンによって必要な資金は違いますが、それぞれが叶えたい未来のためにどのような資産形成や資産運用を行って行けばよいのか考えてみましょう。

資産形成と資産運用

「資産形成」とは、資産を増やしていこうとすることです。「資産運用」とは、すでに形成された資産の投資を行い、さらに資産を増やしたり保有資産を保持したりする事をいいます。
マイナス金利政策の影響によって、銀行に預金していてもお金が増えて行かない現在では、資産を形成し、その後その資金で運用を行なっていく必要があります。

日本銀行によると、日米の金融資産構造の割合について、米国では株式などが35.4%で現金・預金は13.9%なのに対し、日本は株式8.6%、現金・預金52.3%と株式投資の比率が低いため、金融庁はNISAやつみたてNISAの導入によって貯蓄から投資へという流れを作り出して行こうとしているのです。

資産形成と投資の有効性

まず資産形成を行うにあたり、自分の将来のライフプランを立てる必要性があります。ライフプランが立てられると自分が将来どの時点で、いくらお金が必要になるのかが見えてくるはずです。そしてそれが見えて来ると、現在の生活費がいくらで将来のためにいくら貯蓄するが必要なのかが見えてくるはずです。しかし、どうしても働く収入だけではお金が足りない部分が出てきます。そこでそれを賄うために投資を行うことが必要になってくるのです。

投資には様々あり、まとまった資金が必要な投資案件もあれば、数千円単位の小額から始められるものもあります。投資案件それぞれに、様々な特徴やメリット、デメリットがありますので、自己資金や資産形成の目標金額などにあった投資先を選びましょう。

投資は様々なリスクがあり、保有資産をすべて失ってしまう可能性もあります。なので、しっかり生活などに必要なお金と投資に使えるお金というのを分けて考え将来に備えましょう。自分で将来の資産形成が立てられないというかたは、ファイナンシャル・プランナーに相談してみるのも一つの手です。

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