貯蓄の目的を立て、確実に目標金額を達成しよう!

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確実に貯蓄を増やしていきたいけれど、思い通りにいかない・・・そんなことはありませんか?老後資金をはじめ、貯蓄が必要なことは理解しているけれど、20年後・30年後のために貯蓄を確実に増やしていくのはなかなか大変です。そこでおすすめな方法が、貯蓄の目的をたて、貯蓄理由を改めて意識しておくことです。

セルフチェックで貯蓄の目的をはっきりさせよう

ライフスタイルや今後についてセルフチェックをすることで、貯蓄目的や金額が見えてきます。まずは下記の質問について考えてみましょう。

(1) 10年後はどんな仕事をしていますか?
(2) 想定年収はいくらいですか?
(3) パートナーはいますか?
(4) こどもはいますか?何人ですか?
(5) 住む場所・物件はどこですか?
(実家・一人暮らし・マンション・持ち家など)
(6) どんな休日をすごしたいですか?
(7) 旅行はどれくらいの頻度で、どこへ行きたいですか?
(8) 趣味は何をしていますか?
(9) ファッションにはどれくらいお金をかけますか?
(10) そのほか、生活する上でゆずれないことはありますか?
(ペットなど)

これからのセルフチェックをすすめていくと、自然とそれぞれに対する必要な貯蓄も「短期」「中期」「長期」と時期ごとに分類できますね。

口座を使い分けて目的別貯蓄をしよう

セルフチェックで分析すると、このように「将来のために必要なお金」「自分のために必要な特別なお金」などが見えていきます。例えば「将来は子どもが1人は欲しい。中学は私立も視野にいれ、習い事は2つくらいさせたい」という希望があるとしましょう。それらの費用がどれくらいかかるのか、またその時の予測される収入がどれくらいなのかを考え、その差額を算出することでそのために必要な貯蓄額が算出できます。このケースを「既婚で28歳」と考えると、収入にもよりますが、およそ10〜12年後までに200〜500万程貯蓄があると安心、ということになります。

貯める目的と時期がきまったら、それらに合わせて口座を分け、それぞれ目的と時期に合った貯蓄をしていきましょう。

緊急時用の貯蓄口座(通常の総合口座)

病気や怪我、失業や転職に備える口座。まずは給料2〜3ヶ月分をここに貯蓄、キープしてきましょう。

 特別支出用貯蓄口座(貯蓄預金やMRFなど)

海外旅行や結婚、車関係、住居の更新費、自己投資資金、大物買いの予算などそれぞれ必要な額を、ここに貯蓄していきしょう。この口座以外から、特別支出のための出費をしないことが大切です。また「使った分は補填」などルールをしっかりと決めておきましょう。

長期の貯蓄口座(定期預金・財形貯蓄などの貯金型、投資信託など)

将来的な子どもの教育費や不動産購入費・老後費用など、長期にわたって必要になってくるお金は、出し入れがしにくい口座を選びましょう。また長期間貯めるための口座は、定期預金などの「現金型」と、投資信託などの「投資型」に分けて、「確実に貯める」「お金を積極的に増やす」口座を分散しておきましょう。

ただ目的もなく貯蓄を続けるのは味気もなく、挫折しがち。貯蓄目的をはっきりさせ、目的に対する必要額と時期を明らかにすることで、着実に目標達成できる貯蓄術を身につけてくださいね。

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