定年まで働くことを想定して資産運用をする方もいれば、早めのリタイアをしようと考えている方もいます。
当然、定年まで働くか早めにリタイアするかによって、資産運用の方法は変わってきます。
早めにリタイアしたい方にとっての、資産の安定した運用方法を紹介します。
早期リタイアをするための資産の安定した運用方法①
当然ながら、早めに仕事をリタイアしたいという方は、人よりも早く、そしてより多くの資産を積み重ねる必要があります。
理由は簡単で、早めのリタイアをするということは給与としての収入が途絶えるのが人よりも早いからです。
ただ早めにリタイアするということを決めた以上は、若い内から資産を出来るだけ堅実で安定した運用方法で増やすように心掛けましょう。
あまりにもアグレッシブな資産運用をすると、早めにリタイアするということ自体がギャンブルのような行為になってしまいます。
つまり上手く資金が貯まったら早めにリタイア、無理だったらリタイアしないというような形ですね。
人はどうしても楽な方に流されます。
そういう曖昧な考え方をしていると、大抵は早めのリタイアを諦めることになってしまうでしょう。
最初は積立を中心に資産を増やしていくことをおすすめします。
早期リタイアをするための資産の安定した運用方法②
早めにリタイアをするためには、資産を堅実に安定して運用させることが大事です。
ただし冒頭でも解説したように、人よりも早くより多く資産を増やす必要があります。
つまり若い内は、どれだけ自分の収入から多くの投資資金を捻出出来るかがポイントになります。
もちろん、自分の収入と不釣り合いになるほど投資資金を捻出する必要はありません。
若い内から資産運用をスタートさせる訳ですから、最初は少ない金額になるのも当然でしょう。
ただ収入が上がるにつれて、計画的に少しずつ金額を増やす必要があります。
積立がおすすめという話をしましたが、資産の積立は貯蓄ではありません。
あくまで積み立てた資金は、投資をするための資金です。
積み立てた資金を投資信託や株式などの投資商品に回し、少しずつ資産を増やすスピードを速めていくことが大切なのです。
早期リタイアをした後の資産の安定した運用方法
リタイア後の資産運用は、これまでよりもっとリスクヘッジを心掛ける必要があります。
若い内から積み立ててきた資金で生活していく訳ですから、当然と言えば当然ですね。
もちろんリタイア後には年金も受給出来ますが、早めにリタイアすればそれだけ受給のスタートも遅くなります。
仮に50代前半でリタイアした場合、15年近くは年金が受給出来ません。
そうなるとリタイア後の資産の安定した運用方法において、よりリスクヘッジは重要になってきます。
早期リタイヤを考えている方は、以上を心がけて資産運用をしていきましょう。