“個人年金に興味があるけれど、商品が多すぎてどれを選べばよいか分からない”という方はいませんか?
個人年金に初めて申し込む場合、何かと不安ですよね。
本記事では、初心者のみなさんへ、個人年金を選ぶポイントについて、分かりやすく解説したいと思います。
年金の種類と特徴
そもそも年金には3種類あるということを、ご存知ですか?
「公的年金」、「企業年金」そして「私的年金」です。
公的年金には、国民年金や厚生年金、共済年金などがあります。
企業年金には、厚生年金基金、確定拠出型年金、確定給付企業年金などがあります。
そして、私的年金には、確定拠出型年金の他、個人年金保険があります。
中でも、公的年金は義務となっています。
企業年金は、基本的には企業と加入者が負担します。
私的年金に関しては、すべて加入者の責任で管理することになります。
したがって、私たちは、私的年金に関する知識とノウハウを身に着けることが大切なのです。
個人年金とは?
個人年金は、正確には個人年金保険と言います。
個人年金保険には、年金の受け取り方、年金額の決め方、保険料の支払い方といった違いがあるのです。
みなさんは、個人年金を選ぶにあたって、おそらく、複数の保険商品を調べることでしょう。
その時、異なるタイプの商品同士を比較しても、正確に比べることが出来ず、後悔する結果になったら残念ですよね。
そうならないためにも、個人年金を選ぶポイントについて、事前に知っておくことが大切です。
個人年金のタイプ別の違いとはどういった内容なのか、何かポイントはあるのでしょうか。
順を追って見ていきましょう。
年金の受け取り方の違い
年金の受け取り方には、「確定年金」、「終身年金」、「有期年金」、「夫婦年金」などがあります。
これらの違いは、簡単に言うと“いつまで年金が欲しいか”です。
年金を求めるタイミングによって、どの年金にするのか、変える必要があるということです。
年金額の決め方の違い
年金額の決め方には、「定額個人年金」、「変額個人年金」、「外貨建て個人年金」などがあります。
この年金額が意味することは、その個人年金のリスクとリターンが各々変わってくるという事です。
したがって、年金額の決め方は、個人年金を選ぶポイントとして、大きな分かれ道になると言えるでしょう。
保険料の支払い方法の違い
保険料の支払い方法には、「月払い」、「半年払い」、「年払い」、「一時払い」、そして「全期前納」があります。
ここで注意しなければならないのは、単純に支払うタイミングの違いではないということです。
一体、どういうことでしょうか?
保険料というのは、その支払い方法によって、そもそもの保険料や割引率、そして個人年金保険料控除が受けられるか否かなど、いくつもの要素に影響してきます。
したがって、個人年金を選ぶポイントとして、保険料支払いの方法の違いも大きな分岐点となり得るわけです。
ライフプランニングをしっかり立て、今後の人生に備えましょう。
いかがでしたでしょうか、個人年金の選ぶポイントについてご理解頂けましたか?
最近では個人年金も含めたマネーセミナーを開催している企業も増えてくているので、一度足を運んでみるとよいでしょう。
個人年金をタイプ別に比較し、賢い選択をしましょう!