みなさんの中で、“自分の年齢に合った資産運用の方法が分からない”という人はいませんか?
資産運用は年代によっておすすめするものが異なるので、現状では何がベストか、知りたいですよね。
この記事では、ライフステージの特徴と、その特徴に応じた資産運用の種類について、ご説明したいと思います。
あなたのライフステージは?
「ライフステージ」とは、人間の一生における幼児期、児童期、青年期、壮年期、老年期といった、それぞれの段階のことを言います。
この記事を読んでいる方の大半は青年期、壮年期、老年期の方だと思いますので、その方々を対象とした説明をさせていただきます。
まずはライフステージを、簡単に若い世代、働き盛り世代、セカンドライフが間近な世代という風に分けてみます。
まず若い世代の特徴は、収入がそれほど多くはありませんが、自由に使えるお金の割合に関して言えば高いと言えます。
一番多い働き盛りの世代は、比較的安定した収入を得ていますのですが、一方で出産や教育関係、住宅ローンの返済といった支出も多いと思います。
それに対してセカンドライフが間近な世代の特徴は、それまでと比較して収入が減少している場合が多く、貯蓄の総額や住宅ローン残債の有無、セカンドライフの過ごし方によって生活が左右されるという特徴があります。
資産運用の年齢による変化の考え方を、「世代別資産運用」と呼びます。
では早速、各々の世代別資産運用について見ていきましょう。
資産運用の方法~若い世代の場合~
長期分散投資を行なう場合は時間を味方につけることが出来るので若い世代の方ほど有利です。
若い世代は年齢的に、長期の資産運用が可能なので、リスク資産による理論上の高いリターンを享受できる可能性が高いです。保有している資産がまだ多くないことや結婚前であれば、守るべきものというのは他の世代に比べると少ないので積立NISAなどにチャレンジすることがしやすい年代です。
資産運用の方法~働き盛りの世代の場合~
働き盛りの世代の方は、収益性の追求よりも安全資産の割合を増やしましょう。
この世代の資産配分は、他の世代に比べ、現在の資産状況や収入・支出状況に個人差が生じるのでそれらを鑑みての検討が必要です。
これまで築いてきた資産の重要性が増し、仕事の他に出産や子育て、教育、人によっては企業資金が必要になってきます。
この世代になってくると、高リスク高リターンの商品を多く盛り込む資産運用がベストとはなかなか言えなくなってきますね。
資産運用の方法~セカンドライフが間近な世代の場合~
セカンドライフが間近な世代は、より収益性よりも安全性を重視した資産運用が大切です。
この年齢では、働き盛り世代と比較して収入が少なく、現在の収入だけでは生活が厳しいこともあり、貯蓄を切り崩し生活していく人が多いというのが実情です。
したがって、保有している資産の流動性や安全性が他の世代よりもはるかに高いです。
資産運用を行うことが出来る期間も年齢的に長くはないので、安全性の高い資産運用を選びましょう。
以上のように自分のライフステージをしっかり見据え、自分に合った資産運用をしていきたい、どんなものが自分に合うものかを知りたいと思いますよね。
そんな方々はプロのFPが行なうマネーセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。
きっとひとりひとりの希望に沿った運用方法が見つかるはずですよ。