極的に情報収集に動く人が急増中?!
近年では自己啓発がブームにもなっており、投資について色々知りたいからと積極的にセミナーに参加したり、金融業界の企業は社内研修を行うなど様々な形で勉強に輪が広がっています。セミナーと同様に、人が集まる場はたくさんあります。例えば講演会、研修、シンポジウムなど。どれも似ていますが、その意味は少しずつ違います。それぞれどのような特徴があるのかを把握し、希望しない集まりに間違って参加してしまわないようにしましょう。
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セミナーとは
そもそも「セミナー」という名称は、ドイツ語の「ゼミナール」が語源です。ゼミナールの意味は、教授や講師のもとで少ない人数がある特定のテーマについて研究や討論をすることです。セミナーは受講者が望んで参加しているということになります。
講義形式なら指導者が一方的に教授する形になりますが、セミナーはこれとは対照的で自らが積極的に参加し、ただ聴衆するだけでなくお互いに意見を交換し合う場だということになります。
講演会とは
講演とはある特定の題目に従い大勢に話しをすることです。講演会はその講演内容から知識や技術を学ぶための集まりです。講演会では、講師が聴衆者に演説を行います。ある物事を進めるための知識を専門家から得たり、理解を深めるための情報を得る場こそが講演会であるといえます。
シンポジウムとは
特定のテーマや題材について、聴衆の前で数名が意見を述べ合い、参加者と一緒に質疑応答形式で討論を行う会合のことをいいます。講演会とは違ってシンポジウムの場合は、何人かが意見を出し合いますので、結果として新しいことを発見できる可能性も高まるでしょう。
研修とは
「研修」とは、英語にすると「study」「research」。これは「勉強」「調査」という意味です。そのため研修とは、技能や知識を磨いて得ることをいいます。職務などについての理解を深めて習熟することを目的として行われる活動が研修の意味といえます。
まとめ
セミナー、講演会、シンポジウムはそれぞれ意味が違いますが自主性がある会合です。しかし研修はどちらかといえば強制的に参加する必要がある場合などがほとんどでしょう。動機が主体性のあるものか、強制なのかという大きな違いがあります。ある物事についての知識の習得や技能を高めるという方向は同じかもしれませんが、目的が少し違ってきます。自主的な部分が大きいセミナーの場合は、参加したいものを自分で決めることができます。
投資一つにしても様々なセミナーが開催されていますので、興味のある投資の種類などに合わせて参加してみると良いでしょう。