30代から資産形成を始めませんか?

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現在貯金は0円という人が、1,000万円の資産を築くために行うことが「資産形成」です。資産形成を行うには、収入を増やし支出を減らす、そしてお金を貯め、さらに増やしていく必要があります。20代のうちに稼ぐことに集中して30代から資産形成を本格的に実施すると良いでしょう。

 

 

資産形成層の資産構成

30代や40代は「資産形成層」と言われており、毎月の収支が黒字化され貯蓄を行う余裕が出てくる資産形成の入り口に立っている層です。資産形成層の資産構成の中心は預貯金となっています。アベノミクスによって株式や投資信託も少しずつ注目され増加傾向にあるものの、預貯金が占める割合は全体の5~6割です。

資産形成層の貯蓄額は?

資産形成層の貯蓄額は貯蓄が出来やすくなる世代なのでずいぶんプラスなのでは?と思うかもしれません。しかしマイホーム購入などを検討して住宅ローンを抱えたり、子供の教育費にお金がかかることで、実質マイナス、もしくはわずかにプラスという人が多いようです。

「資産形成層」の直面する問題

日本企業の雇用形態(終身雇用や年功序列制)は崩壊し、資産形成層は雇用や賃金、収入に対して不安を抱えている世代でもあります。その不安をさらに高めるのは公的年金などの社会保障制度で、受給年齢の引き上げや年金受給総額の減額といったさらなる負担を強いられることになります。老後の生活資金は自助努力で行うしかない状態です。

老後資金はいくら必要?

老後に必要になるお金は、1,000万円とも3,000万円とも言われています。これは将来受け取ることが出来る(と予想される)公的年金の額や退職金の有無などによっても違ってくるため差が生まれている状況です。今30代なら老後まではまだまだ時間に余裕がありますので老後資金の準備としていくつかの方法を検討する余裕があると言えるでしょう。

資産形成層が行うべき老後資産形成

どのように老後のための資産形成を行っていけば良いかというと、まずはできるだけ早く始めることが大切です。その上で株式や投資信託など運用商品を利用し、お金に働いてもらうことが必要になります。NISA(ニーサ)や確定拠出年金などの税制上優遇が利用できる制度もありますし、株式や投資信託で毎月積立投資を行う方法もあります。資産を運用して増やす方法は様々ですが、ハイリスク・ハイリターンなものや全額運用という方法は避けましょう。時間と運用先を分散してリスク軽減するといった手段も取り入れていく必要があります。

もしも資産形成に迷いがあるなら

具体的にどのような運用商品を選択していけば良いかについては、定期的に開催しているセミナーや随時相談などを利用してみませんか?将来に対する不安が解消できるとともに、目からウロコの情報を入手することができるかもしれません。

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