投資に抵抗を感じる人は、まずリスクを抱えることに抵抗を感じることがほとんどではないでしょうか。リスクを抱えることで結果として損はしたくないということになりますが、確かに手っ取り早く大きな結果をリターンとして得ようとすれば難易度は上がります。
比較的リスクが低いと言われている長期投資より、スイングトレードやデイトレードなど短期投資を選択すれば、利益を得る手段がキャピタルゲインのみとなり他の投資家との奪い合いになります。
ここで勝とうと思えば、それなりの知識や技術が必要となるでしょう。そのためには経験も必要です。
投資を早く始めればよかったと思う人が続出
マネックス証券が投資家を対象に行った投資や資産運用を始めた年代などに関するアンケートの調査結果を見ると、回答者全体の6割強が若い年代から投資や運用を開始したかったと答えており、その約8割が未成年や20代からでも開始すれば良かったと答えています。
投資や資産運用に興味をもった年代については、全体の約7割が30代までと答えており、年齢が高くなるほど若い年代から投資を始めたかったと思っているようです。
30代以上の年代は20代、20代では未成年から開始すれば良かったと回答されている割合が多いことから見るといくつになってももっと早くと感じる傾向にあることがわかります。
投資を早く始めれば良かったと思う理由
ではなぜ投資を早く始めれば良いと感じるのか、それは少額投資などでは長期に渡るため時間を必要とすることなどがあげられます。
他にも開始年齢が早ければ、投資に対しての意識を早く変えられるでしょうし、投資について早くから学ぶこともできます。そして高齢者と違い若い年代であれば定期収入がありますので、損失を出したとしてもある程度カバーできる余裕もあるでしょう。
高齢になってからでは投資はできない？
投資を開始する年齢はできるだけ早い方が良いですが、定期収入がある年代からとなれば未成年では早すぎます。やはり20代や30代から始めると良いことが好ましいでしょう。
高齢になってから投資に目を向けるのであれば、定期的な収入は年金ということになりますので生活に支障をきたさない程度に抑える必要があります。
しかし退職金などある程度まとまったお金が入っている場合には、その退職金を投資などの運用に回して増やすことを検討することもできるでしょう。
目的に応じて分散した運用方法を
現在は銀行預金でお金を増やすことは超低金利のため不可能です。預貯金は流動性の高い生活費などのお金を預け、将来への備えとしての運用はお金を増やすことができる方法を検討していくことが必要です。元気に働けるうちにお金にも同時に働いてもらうようにしましょう。
