人は生きていくために必要不可欠とするものがお金です。今の生活にも必要ですが、将来のためにお金を貯蓄しておくことも必要です。
例えば結婚して夫婦2人だけの時には生活にも余裕があったのに、子供が誕生して色々なことに出費がかさむようになったという家庭もあるかもしれません。
夫が働き妻でお金の管理をしている場合、上手く貯蓄できなければやりくりに問題があるのだろうかと不安になってしまうこともあるでしょう。もし今そのような悩みを抱えているなら、まずは貯蓄方法に問題がないかを見直してみましょう。
先取り貯金はできていますか?
現在の貯蓄に充てるお金はどのようなお金でしょう。毎月生活費から余ったお金を貯蓄に充てる後取り貯金をしていませんか?
毎月同じ額が残ってその分を貯蓄に充てていれているなら良いかもしれませんが、実際にはなかなか難しく、生活費として使いきってしまうケースもあるでしょう。
そのため給料を受け取ったら先に毎月決まった金額を貯蓄に充てる先取り貯金を行いましょう。
毎月の支出予定額がわかっていますか?
毎月どのくらいの出費があるのかを知っていますか?固定費と流動費がありますが、それ以外にも冠婚葬祭などで予定外の出費が発生することがあります。
毎月の支出予定額をある程度把握していなければお金が不足する事態に追い込まれる可能性がありますし、急な出費でさらに慌ててしまうことになりますので家計簿を付けることも大切です。
今は貯め時ではありませんか?
お金を貯めやすい時期はある程度決まっています。社会人になって働きだしてから結婚するまでの独身の期間、そして結婚して子供が誕生するまでの期間、子供が小学生までの期間はある程度出費が少ないので比較的お金が貯めやすい時期でもあります。
この時期に貯蓄を増やすことが、将来の貯蓄のペースを調整することが出来るかどうかのカギとなります。この貯め時を逃さないように計画性を持った貯蓄を行いましょう。
貯蓄計画に無理はありませんか?
早くお金を貯めたいからといって毎月の貯蓄額を大幅に高くしていませんか?金額に無理があると家計を圧迫してしまい、結局は取り崩して生活費に充てることになるでしょう。
一度貯めたお金を取り崩すと癖になってまた同じことを繰り返してしまいます。無理は長続きすることの妨げになりますので、無理のない貯蓄計画を行うようにしましょう。
もしお金が貯まらないと感じているなら…
貯蓄しているつもりがなかなか貯まらないという場合には、何らかの理由があるはずです。先に述べたようなことに思い当たる部分があるなら、その部分を解消してお金を着実に貯めていけるようにしましょう。