増える貯金ゼロ世帯!?将来はそれで本当に大丈夫?

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貯金が全くない世帯はどのくらい?

大企業の業績は改善されているように見えるのに、一般家庭の家計は厳しさを増している状況が続いていると感じている人も少なくないでしょう。貯金がゼロの世帯も増えつつあり、2人以上の世帯では約3割、単身世帯の約4割が貯金ゼロ世帯と言われています。この貯金ゼロから脱出するためには、効果的な貯蓄方法を行っていく必要があります。家計のタイプに合わせてまずは先取り貯蓄で貯金を増やしていくことを考えてみましょう。

先取り貯蓄とは?

貯金するための方法である基本中の基本が「先取り貯蓄」です。給料など手元にお金が入った時に生活して残った分を貯金にまわすのではなく、先に貯金する分を差し引いてから残りを貯金するという方法です。余ったら貯めるという方法では実際貯めていくのは難しく、半ば強制的に先に貯金するということが重要です。
この先取り貯蓄を行うため、自分の家計のタイプに合わせることでより効率的な実践に繋がります。

自分の家計のタイプはどっち?

貯金がゼロの理由は何でしょう。考えられるのは次の2つのいずれかの家計のタイプにあてはまっている場合です。

・毎月お金が足らない赤字家計
・赤字ではないけれど収支でゼロになる家計

いくら貯められる?

まず、そもそもお金が足らない赤字家計の場合、お金が足らないのは収入が少ないのか、それとも無駄な支出が発生しているのかをまず見直しましょう。無駄な出費を行っている場合にはそこから改善していくことが大切です。全く貯金ができないほと収入が少ないというわけでなく、単なる無駄遣いのケースで赤字を抱えるケースも多く見られます。

収支が同額でお金が手元に残らないという家計の場合も同様に、無駄な出費などがないかをまず確認します。そして少しの金額から貯金をしていくことを考えましょう。どうせ貯金するならと無理な金額設定をしてしまうことは家計を圧迫することになり兼ねません。まずは小さい額から、少しずつ増やしていくことが望ましいでしょう。

目標はプラスの家計

給料をもらったら、まずは1万や2万という少額から先取り貯蓄をスタートさせましょう。将来はいくら貯めたいという目標も大切ですが、まずはプラスの家計を目指します。

貯金額は割合?それとも金額?

給料の何%かを貯金すると言う方法もあります。毎月決まった額を貯金するという方法も良いですが、例えばボーナスなどをもらった時には割合で設定しておくことでより多く貯めていくことができます。なぜ現時点で貯金ができていないのか、理由が何なのかどの家計部分を見直せば良いかわからない場合には割合分を貯金するほうが良いでしょう。

先取り貯蓄で貯金ゼロからの脱出を!

最初はコツコツ小さな額で、ある程度まとまったお金が貯まったら今度はその額を増やすことを検討してみると良いでしょう。まずは先取りできるように、強制的に口座引き落としなどが利用できる積立て方法で自動的にお金を貯めて貯金ゼロから脱出しましょう。

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