堅実な資産形成を目指すなら投資信託で積立が良い?

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将来のためにお金を貯めたいけれど、実際にはつい無駄遣いしてしまうという人や、預貯金で保有していても取り崩してしまうといった人は少なくありません。
一般的にお金が貯まらない理由として、特に目標を持たずただ貯めているといったことが挙げられます。
お金は何のために、そしていつまでにいくら貯めるのかという目標を立て、堅実な資産形成の基本である積立を始めてみましょう。

 

まずはライフプランの設計から

将来の計画、ライフプランを立てた上でお金を貯めることが必要です。ライフプランに沿って、貯める目的や金額、お金を使う時期を明確にしましょう。
例えばマイカー資金、結婚資金、住宅購入資金、教育資金、老後資金など、お金を貯める目的は様々です。その費用がいくら、いつまでに必要になるかを考え、運用に充てていきます。
その方法の基本が積立で、毎月自動的に口座から振り替えるといった仕組みを利用することにより、着実に将来のための資産形成に充てることができるでしょう。

 

積立方法は預貯金だけではない

積立というと、預貯金などの積立預金を想像するかもしれませんが、一定期間ごとに一定金額ずつ積み立てて行く方法は預金だけではありません。
例えば価格変動リスクのある投資信託や株式、外貨預金なども対象となりますので、商品の特徴やリスクを理解しながら検討して見ると良いでしょう。

 

積立なら先取り貯蓄が可能

給料など収入があった時につい使ってしまうお金を優先的に資産運用に充てることができます。
この先取り貯蓄は一定額で毎月金融商品を買い付ける方法ですが、価格変動リスクの高い投資信託や株式などで運用する場合にはドルコスト平均法の効果により平均購入単価を抑えることが可能です。

・ドルコスト平均法とは?
一定額を定期的に継続して購入し続けることで、中長期で平均購入単価を引き下げるといった投資手法です。
値上がりを見込める商品を一定額で継続して購入することで、価格が低い時は多く、高い時は少なく購入ができます。そのため中長期で見た場合には、平均購入単価を引き下げることが可能となります。

 

目的にあった積立方法の選択を

いざ積立を始めようとおもっても、どの金融商品で積み立てていくかを考えた時、どの部分を重視するかで選択する商品も異なります。
例えば元本保証のある預貯金などは安全性が高いですが利回りが低く、増やすことには繋がりません。
対して価格変動リスクのある投資信託や株式などは、リスクもありますがその分収益も期待できます。
資金を何に使う目的で貯めて行くのか、運用期間やリスク許容度などに応じて選んでいくことが必要だと言えるでしょう。

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