資産形成を始めるなら運用初心者でも可能な投資信託が良い?

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資産形成とは、中長期におけるライフプランを前提として必要になる資産を作っていくことで、これから資産を積み上げて準備していくことです。
その資産形成を行うためには、投資などで収益を得て増やしていく資産運用が必要になります。

 

資産運用は必要だけど投資は怖くない?

投資というと失敗すれば全て失っていくイメージが強いかもしれませんが、初心者でも比較的始めやすい投資信託を活用する方法もあります。
なぜ初心者でも始めやすいのかは投資信託の特徴が理由なのですが、これから資産形成を始めるけれど何で運用すれば良いかわからないという場合など、投資信託を方法の1つとして検討してみると良いでしょう。

 

投資信託とは?

投資信託は複数の投資家から資金を集めて、ファンドマネージャーという運用の専門家が運用するという金融商品です。
1人だけの資金で投資しようとしても、ある程度大きな資産を保有していなければ色々な金融商品に投資することはできません。
しかし多くの投資家から資金を集めることにより、まとまった資金を色々な金融商品に投資することができます。

 

リスク分散投資が可能

まとまった資金を色々な金融商品に投資することができるため、例えば一方に損失が出ても他で利益を得ることができるといった損失のリスクを回避することができます。
また、投資信託は運用の専門家が自分に代わって運用してくれるので、初心者でも始めやすい投資方法と言えるでしょう。

 

投資信託の運用先と種類

投資信託の運用先の多くは国内外の株式や債券、不動産投資信託、金融派生商品(デリバティブ)などです。
市場環境や経済状況などで運用成績は日々変わっていきます。これらのリスクやリターンは、運用方針によって何を対象に投資するかなど組み合わせにより異なります。
収益性は低くても元本割れリスクが少ない公社債投信、利回りや値上がりを積極的に追求する株式投信、分配金を定期的に得たい場合は毎月分配型投信など、色々な種類があります。

 

対象となる国や組む割合によってもリスクやリターンは変動

投資信託によって、国内の金融商品だけに投資するもの、海外の金融商品だけに投資するもの、国内と海外のどちらにも投資するものなどがあります。ただし海外に投資するものは為替による収益の変動にも注意する必要があります。
また、複数の市場や資産に分散して投資を行う投資信託の場合には、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券にそれぞれ25%ずつといった資産の配分バランスなどを考えて組まれているものもあります。どれにどのくらいの割合で投資していくかによって、リスクやリターンは異なってきます。

 

資産形成を始めるなら

もしこれから資産形成を始めたいけれど、何で運用していけばわからないという場合には投資信託を方法の1つとして検討してみましょう。
比較的初心者でも始めやすく、リスクを分散できるという意味でもメリットがあります。ただし投資ですので、元本割れリスクは存在することも十分に理解しておく必要はあります。

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