資産運用はある程度まとまったお金がないと出来ないイメージが強いかもしれませんが、本当は運用に活用できる資金さえあればいくらからでも始めることが可能です。
さらに少ない年収では資産運用できないとも思われがちですが実はそれも間違いで、年収が大きい人のみが行う方法というわけでもありません。
年収が多くてもお金を使い切っていれば運用に回すことはできませんので、大切になるのは自由に使えるお金のストックがどのくらいあるかです。
フローとストックを理解すること
資産運用を始めるにあたり、収入と資産について考えていきましょう。
収入(フロー)は働くことによって得た給料などが該当すると思いますが、この時点では資産にはなりません。
毎月得た給料からは家賃、光熱費、税金など生活に必要なお金を支払います。そのような費用を差し引いた後に残ったお金が資産(ストック)になります。
収入が少なくても大丈夫
当然のことながらストックを増やすためにはフローが多いほうが有利のように思えますが、実際どのくらい大きな収入があっても同額の支出があれば同じことです。
収入が少なくても支出が収入よりも少ない割合であればストックは多く発生します。
収入が少ない時点での生活水準は低くても最終的には多くの資産を残せる可能性が高いということになります。
資産運用はいくらから可能?
以前は資産運用のためにはある程度の大きなお金が必要でしたが、現在は少額からでも運用が可能になっています。
例えば単元未満株制度を利用すれば100円からでも企業株式を購入することができるということをご存知でしょうか?
100円からでも運用可能な単元未満株の場合、株主優待などを得ることはできませんが配当金を得ることは可能です。
銀行に預金するより高利率の利回りで運用ができるでしょう。
投資信託の積み立ては500円から可能
1年間でたったの6千円という投資で資産運用が可能なのは投資信託です。
月々500円からの積み立てが可能で、まさにワンコインランチならぬワンコイン投資と言えるでしょう。
積み立てなので長期的な運用という形ですが、少額からできることで無理なく長く続けることができます。
他にも長期運用に適したファンドは多く存在していますので、リスクがあっても500円貯金していると考えれば気軽に試しやすいという特徴があって良いでしょう。
少額からでも資産運用は可能な時代に
一昔前までは多額のストックがなければできなかった資産運用も、今では大きなストックを必要とせず小さなお金でコツコツと始めることができます。
貯金代わりに始めることも可能ですのでまずは試してみるのも良いでしょう