資産を形成するための運用の種類とは?

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資産形成や資産運用という言葉は、最近では身近なものになっていますがいくつか種類があります。
それぞれ異なった特徴がありますので、代表的な資産の形成や運用方法の特徴などを理解しておくと自分に合った方法を見つけることができます。

 

個人向け国債

日本国政府が発行している債券で、保有者には利息が支払われます。償還日(満期)になると額面金額のお金が戻るため、安全性が高いといったことが特徴です。
最低年率0.05%の金利は保証されていますし、1万円から購入することができます。ただし日本政府が破綻するリスクは低いとはいえゼロではないこと、そして収益性が低いということを理解しておく必要があります。

 

株式投資

企業が発行する株式を選択し、価格が安い時に購入して高い時に売って利益を得ます。企業の業績なども踏まえて確認していくことが必要になります。
収益性は高く、配当や株主優待などもあるためメリットも大きいですが、その分値下がりすれば大きく損をする可能性があります。ハイリスクハイリターンの金融商品であることを理解しておくようにしましょう。

 

投資信託

個人投資家から集めた運用資金をまとめて専門家が運用します。そのため個人の知識や情報では難しい運用も行うことができます。
複数の投資先に分けて投資を行うことから、分散投資ができるといったメリットがあります。
数千円や1万円など少額から購入することができますが、購入や保有する期間中には費用がかかります。手数料などが割高のものに注意すること、そして元本割れをするリスクについても理解しておきましょう。

 

外貨預金

海外は利率が高いことから利息収入が期待できますし、円安になれば為替差益も得ることができます。
しかし円高になった場合には為替差損となり、元本割れするリスクがあります。また、外貨預金は預金保護の対象から外れますし、両替する際の手数料が高いといった部分もデメリットとして挙げられます。

 

不動産投資

不動産を第三者に貸し、家賃収入を得る方法です。賃料収入は定期的に入り、値上がり益も可能性として期待できるため、比較的安定した収入を得ることができます。実物資産であることからインフレ対策にも活用できるでしょう。
ただし値下がりするリスクは当然ありますし、不動産の種類や立地によって価格や利回りは異なります。
さらに不動産売買で利益を売る場合には、時期や物件を見極めるといった部分が難しいといった特徴があります。

 

自分に合った運用方法の選択を

資産を形成するためには、どのような金融商品で運用するかを決める必要があります。代表的な運用方法をご紹介しましたが、他にも様々な運用方法があります。
ハイリスクハイリターンなものからその反対の商品まで幅広いため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

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