貯金をすることを検討した場合、まずどのように貯めていくか、そしてどうやってその分を稼ぐかを考えてしまうでしょう。しかし貯金ありきというこの考え方は死に金を生むことになりますので、最初にどのように浸かっていくのかを考えて貯めたお金を生き金にしていきましょう。
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お金が貯まることは楽しいけれど…
貯金を始めるとだんだんと通帳の残高が増えていくことが楽しく、目的がお金を貯めることになってしまうケースもあります。しかし備えとして安心できても他の価値へ変換できなければお金本来の力を発揮させることができません。
お金は貯める本来の理由は?
貯金は将来自分がお金を必要とする時のために行うもので、つまり使うために貯めていくものです。このような観点から考えた場合、預金の残高が増加することを眺めているだけでは死に金を貯めている状態になります。
死に金を作らないためには?
数年後や数十年後にどうしたいかというビジョンを持ち、次にそのビジョンの実現のための数値の目標を設定します。そしてその数値を達成するための戦略を決め、それに対しての具体的な計画を立てて行くことが必要となるでしょう。
目的や夢など何のためにお金を使うか決めて貯金をしますので、貯金は目的ではなく手段であることを理解しておきましょう。
目的を達成のために資産運用?
ある程度お金が貯まったら資産運用へとシフトする方向転換も検討しましょう。運用して定期的な収入を得ることができる仕組みを作ると、気持ちにも余裕が出てきます。
お金を貯めることは我慢することと思い込んで窮屈な生活を続けている人もいますが、毎日の生活にある楽しみや健康などを失っている可能性もあります。
ストレスを溜めないお金の貯め方を
もっと気楽にお金を増やすことができることが望ましいでしょう。しかし100%を目指せば時間もかかり非効率です。例えばできるだけ食費の節約のためにと、数十円安い野菜を買うために30分離れたスーパーまで買い物に行くと往復1時間かけて数十円の節約になります。
しかし時給数十円という労力を使うくらいなら、ゆったりと自分のゆとりの時間にしたほうがストレスは溜まりません。お金を貯めると同時にストレスも溜めていると長続きしなくなります。
お金を貯めるなら生活を楽しく送ることも大切
今貯金をしているという人の中には、目標を持って貯めている人もいればお金を使うことがもったいないからただ何となく貯めているという人もいるかもしれません。
通帳の中にお金が貯まっていくのを見ているだけで満足していませんか?お金は使うために貯めるものですので、目的や目標を持って貯めていくことが大切です。そして日々の生活が窮屈で我慢に我慢を重ねたものになっていませんか?日常の楽しみなどにも目を向けてストレスのかからない上手な貯蓄方法を実践するようにしましょう。