投資に興味はあるけれど、難しそうでなかなか実行に移せないという人もいるでしょう。比較的初心者でも運用しやすい投資信託を始めてみたいけれど、どこで購入して良いのか手続きの方法などわからないことだらけということもあるかもしれません。
投資信託を購入する際の具体的な流れを理解しておくことで、スムーズに取引することができます。
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投資信託を購入できる場所は?
投資信託は金融機関の窓口、銀行や証券会社など販売会社で購入することができます。運用会社によっては自社運用の投資信託を直接販売している場合もありますし、電話やインターネットで購入も可能な販売会社もあります。
自分のライフスタイルなどに合わせて購入方法を決めることが望ましいですが、初めて購入する際にはいきなりインターネットなどを利用せずに、窓口で説明を受けてからのほうが良いでしょう。
販売会社で取り扱う商品に違いはある?
販売会社で取り扱われている商品が同じとは限りません。同じ投資信託を様々な販売会社で扱うこともありますし、特定の販売会社のみという場合もあります。
購入の手続きの方法は?
初めて投資信託を購入する際に、販売会社で口座開設が必要になります。口座開設は印鑑と運転免許証などの本人確認書類が必要です。
投資信託の取引が成立すると、販売会社から契約締結時交付書面、そして購入したファンド名や単価、数量や手数料などが記載されている取引報告書が送付されます。
投資信託の換金方法
投資信託の換金方法として「買取請求」と「解約請求」があります。買取請求は、途中換金したい投資信託を販売会社に買い取ってもらうといった方法で、解約請求は、販売会社を通して信託財産の一部を解約する方法です。
換金代金はいつ支払われる?
MRFやMMF、中期国債ファンドなどの日々決算型投資信託の場合には、換金の申し込み日の翌営業日にお金が支払われることが一般的です。
当日引き出し(キャッシング)は申し込みすると解約代金相当額を申し込んだ当日に受取ることが可能です。ただし、販売会社によって設定された利用限度額内で当日支払われることになります。
すぐにお金が振り込まれないケース
投資信託はいつでも換金の申し込みができますが、日々決算型以外の投資信託は換金の申し込みから口座にお金が振り込まれるまで4営業日はかかりますので、すぐに手元にお金が欲しい時などは注意しましょう。
解約できない期間が設定されている場合もある
また、注意したいのが投資信託によっては、一定期間解約ができない「クローズド期間」が設定されている場合があることです。前もって確認しておくようにしましょう。
投資信託の購入は意外と簡単?
投資が初めてという場合には、どこでどのようにして購入すれば良いのか迷うかもしれませんが手続きはそれほど複雑ではありません。
ただし投資信託は初心者でも始められる投資とはいえリスクもあります。そのリスクを十分に理解した上で始めるようにしましょう。