投資の世界は様々な専門用語が飛び交うため、初心者の人にはわからないことだらけだと感じることもあるかもしれません。
比較的初心者の人でも始めやすい投資として、投資信託が紹介されることもあります。投資信託をイメージして考える場合には、わかりやすい例え話を参考にして考えると良いでしょう。
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投資信託とはどのような商品?
投資信託とは、個人投資家から投資資金を集めてひとつの大きな資金にします。その資金を運用の専門家であるファンドマネージャーが、株式や債券などで運用していくというものです。運用の成果によって出た利益は、それぞれの投資家に分配されて還元されます。
投資信託のメリットは分散投資が可能であること
株式で1つの銘柄に集中して投資をした場合には、得る利益も大きいですが損失が出た場合も大きな損をしてしまいます。
このリスクを軽減させるには、様々な投資対象に目を向けて分散させることです。しかし様々な投資対象を購入したくても、自分ひとりでは大きな資金が必要になります。
投資信託なら個人から資金を集め、集めた資金をもとにしてファンドマネージャーが色々な投資対象で運用します。
少ない投資金額で投資を始めることができる上に、分散投資が可能となることがメリットです。
投資信託を何かに例えるとしたら?
投資信託は共同投資をするための器と言えます。もっとわかりやすくイメージするなら、色々な素材でできたおかずが詰まったお弁当と考えてみましょう。
お弁当には肉や野菜など、色々な素材が組み合わさってできます。出来上がったお弁当は販売業者がお弁当という商品にして販売されます。
投資信託も運用の専門家が、投資理念や運用スタイルに基づいて、どのような商品を詰め合わせるかを考えます。そして選らんだ株や債券などを組み入れ、投資信託という商品になって提供されます。
おかずの組み合わせで種類が変わる
お弁当に入っているおかずの素材は株や債券と同じです。おかずの素材はどこで作られたものなのか、いくらなのか、中身はお弁当の種類によっても異なります。
投資信託もおかずである株や債券の組み合わせによって、様々な種類があります。
投資信託は株や債券などの金融商品を詰め合わせたお弁当をみんなで購入する仕組みになっていると言えるでしょう。
投資信託は初心者でも運用できるツール
投資信託は少ない資金で始めることができる投資方法です。その理由は投資信託の仕組みにあります。
投資信託は少額で出し合った資金を集め、大きな資金にして運用するというものです。運用もプロが行い、利益が出れば出資した投資家で分け合う仕組みになっています。
初心者でも比較的始めやすい投資方法ですので、預貯金のみでしか運用していないと言う場合には検討してみると良いでしょう。