みんなどのくらい貯めてる?20代の平均貯金額はいくら?

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単身で生活する20代の貯金額

社会人生活がスタートする20代。金融広報中央委員会が平成26年に行った「家計の金融行動に関する世論調査」では、単身世帯で生活する20代の年間手取り収入に対する貯蓄割合は、平均19.0%。金額にすると平均預貯金額200万円という結果です。年収300万円未満の人で平均約101万円、年収300万円以上500万円未満の人は平均約273万円貯金しています。

そして預貯金、株式、債券、保険などの金融資産を持っていない単身世帯で生活する20代は、47.4%です。この結果により、金融資産を所有している20代の平均預貯金額は200万円ですが、約2人に1人は金融資産を持っていない、貯金ゼロという現実であるということです。

金融資産を持っていない20代の貯金方法は?

貯金の必要性について、先々結婚して子供ができたり、老後などのために必要不可欠なことだと頭ではわかってはいるでしょう。しかしまだ先のことだからとつい先延ばしにしてしまいがちです。そのためまずは100万を目標に貯金を始めてみると良いでしょう。

自動車を購入したい、海外旅行に行きたい、趣味の活動に使いたいといった具体的な目的があればさらに貯めやすいでしょうが、もし特に目的がなくても100万円を貯めるという目標があれば、それに向けて貯めていくことができます。貯まっていくことが実感できれば、お金が手元に残る嬉しさや増やすことの楽しさを感じることができ、更なる目標や目的を見つけ出せるようになります。

まずは手取り収入の10~20%を目安に

20代は仕事に就いてまだ間もないということもあり、それほど高い金額の給料は発生していないかもしれません。ただお金がその月に残ってから貯めるのではなかなか貯まりません。特に20代は会社や友人との付き合い事なども多く、独身の人は時間が自由ということもあって無理に貯金しなければなかなか貯まりにくいでしょう。

そのためまず、給料を貰ったらその10~20%を貯金に回します。固定給の場合はいくら貯金に回せば良いのか目安が付きやすいのでその金額で積み立てて行きましょう。単身暮らしではなく実家暮らしで家賃など発生しない場合は、40~50%は貯金していくと早く貯めることができます。

20代から初めることでより大きな貯蓄が可能に

一般的に一番貯金がしやすい年代が20代です。特に独身の人はお金が使いやすいという特徴がありますが、言い換えれば貯金にも回しやすい時期といえます。収入は少ないかもしれませんがお金に対する自由度が高いため、早い時期から貯金を始めることで将来に対する不安を払拭することも可能です。結婚すれば結婚式、新婚旅行、出産、教育費、住宅ローンと大きな出費を迎える機会が増えるので、お金を貯めることができる大きなチャンスの時期です。

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