金融用語集

がん保険
がん保険とは、がんになった時にだけ保障が受けられる保険です。

がん保険は、通常の医療保険とは違い、がん以外の病気や怪我に対して保障されないものがほとんどです。昔とは異なり、現在ではがんは誰でもかかる可能性がある身近な病気であり、通常の生活を送りながら、働きながら治療をして治していくという病気です。
治療の方法も、手術だけでなく放射線治療や抗がん剤治療、時には保険適応外の治療など多岐にわたり、また、一度治療を終えても再発・転移などの恐れもあります。そのため、がん治療には通院・治療・手術など多額の医療費がかかる事が多いです。がん保険は、それらに備えた保険となっています。

がん保険に加入するメリットは、がんに特化している分、保険料が通常の医療保険に比べて安いという点です。手厚い保障もまた特徴となっており、手術・入院に対する保障だけでなく、がんと診断された時にもらえる診断一時金や、放射線治療や抗がん剤治療を受けた時にもらえる治療給付金、先進医療特約や働けなくなって収入が減った時の保障などが付いているものもあります。

治療に時間やお金がかかるがんに対して備えたいけれど保険料は安く抑えたい、という時に非常に便利な保険です。
がん保険だけでは不安だという場合には、がん保険のついた医療保険などもあります。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。