金融用語集

リスクヘッジ
リスクヘッジとは、想定されるリスクに対して何か備えることを指します。特に、投資や資産運用でよく使われる用語です。投資や資産運用では、さまざまなリスクが想定されます。元本割れのリスクや値下がりするリスクがあり、リスクがまったくない投資や資産運用は基本的にありません。投資や資産運用は、何かしらのリスクを背負って行うものです。

リスクがある場合、そのリスクに対してどう備えるのかが重要です。投資や資産運用の場合は、投資先や運用先を一点集中させず分散させることがリスクヘッジの1つです。分散させておけば、1つが損失を出しても他でカバーすることができます。一点集中させれば利益は大きくなりますが、損失を出した時にまったくカバーできません。これではリスクヘッジができているとはいえないため、そうならないように分散させます。

想定されるリスクを回避するか、何かあってもダメージを最小限に抑えるのが、リスクヘッジすることの意味です。事前にしっかり備えておくことで、リスクに対応することができます。リスクヘッジをしていなければ投資や資産運用を長く続けることは難しいため、投資や資産運用など特に損益が大きくなり得るものについては何かしらのリスクヘッジを行うのが一般的です。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。