金融用語集

収入保障保険
収入保障保険とは、一定の保険期間内に被保険者が死亡した場合、保険期間が満了するまでに毎月支給される保険のことを指します。
家族の中で主たる収入を得ていた生計の大黒柱が死亡した場合に、残された家族の日々の生活費を支えられます。さらに比較的手ごろな保険料で加入できる点が、収入保障保険の特徴です。
病気や事故などで突然生計の大黒柱を失った場合、残された家族は厳しい生活を強いられることになります。その金銭的な負担を軽減させるための備えとなる保険が収入保障保険です。

公的年金の1つに遺族年金がありますが、遺族年金の受給だけでは毎月の生活費をカバーできないケースもあります。あらかじめ収入保障保険に加入しておけば、万が一のことがあっても収入保障保険の支給によって足りない生活費を補うことができます。遺族年金をあわせれば、十分な額になります。

また、どの収入保障保険に加入するのかによって異なりますが、収入保障保険によっては誰もが加入しやすいように手頃な保険料を定めている場合があります。あまりにも保険料が高ければ本末転倒ですが、手頃な保険料であれば将来の備えとして気軽に加入しやすいでしょう。残された家族を支えられる保険なため、今とても注目されています。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。