金融用語集

学資保険
学資保険とは、学資、つまり子どもの教育費を準備するための貯蓄型保険のことです。
学資保険は、毎月決まった額の保険料を支払い、教育資金が必要となったタイミングで満期保険金を受け取ることが可能になります。教育資金を計画的に準備できるだけでなく、教育資金を受け取るタイミングをライフスタイルに応じて選ぶことも可能です。

また、学資保険には貯蓄としての役割だけでなく、保険としての役割もあります。親などの契約者に万が一のことがあって保険金の支払いができなくなった場合には、保険料の払い込みが免除になりますが、保障はそのまま継続され、保険金を受け取ることができます。
積み立て貯蓄では、親に万が一のことがあった場合はそれ以降の貯蓄は難しくなってしまうため、この点が学資保険の魅力であり、多くの人に選ばれている理由の一つでもあります。

国公立で約1000万、私立で2000万円以上といわれる教育費の準備方法として、学資保険を多くの人が選んでいます。
教育資金の準備方法として多くの方に選ばれており、子どもが生まれた時に学資保険の加入を検討している人も少なくありません。

なお、学資保険は生命保険の一種で、他の生命保険同様、支払った保険料は生命保険料控除の対象となり、申告することで控除を受けることができます。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。