金融用語集

就業不能保険
就業不能保険とは、怪我や病気による入院・在宅療養等が原因で働けなくなってしまった際に毎月給付金を受け取ることができる保険です。
就業不能の定義は保険会社により異なりますが、概ね「病気や怪我で入院し働けない場合」「医師の指示により在宅療養が必要となり働けない場合」と言えます。

病気や事故、怪我などは急に起こることもしばしばあります。そのような不測の事態に備え、受け取った給付金を生活費・医療費・教育費・ローンなどの足しにできる点が就業不能保険の魅力です。
特に、自営業者は会社員とは異なり怪我や病気で働けなくなった際に受け取れる公的保障が少ないです。仮に障害年金を受給できる条件が揃ったとしても、実際に年金をもらえるようになるのは医師による診断から1年半後となります。予想外の入院時の金銭的な支えは多い方が良いでしょう。

就業不能保険で受け取れる給付金の支払い回数や期間については、「保険適用期間中、病気や怪我で働けない機関から回復するまで」無制限で受け取れるということが一般的ですが、保険会社によっては異なることがあります。また、保険会社により精神疾患が支払条件に含まれるケースとそうで無いケースがあります。そういった点も忘れずに調べておくと後から後悔せずに済みます。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。