金融用語集

東京証券取引所
東京証券取引所とは、日本取引所グループを形成する一社であり、企業の株式を主とする有価証券が売買される場所のことです。略して東証とも呼ばれ、1878年に設立した東京株式取引所を前身としており、東京証券取引所の名前に変更されたのは、1949年のことです。
東京証券取引所は日本を代表する証券取引所であり、アメリカのニューヨーク証券取引所、イギリスのロンドン証券取引所と共に、世界三大証券取引所と言われています。東京証券取引所の主な事業としては、株券などの有価証券の売買はもちろん、相場の公表、売買に関する公正性の確保などのサービスを提供しています。

東京証券取引所が開設する市場の中で中核を担っているのが、市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQの4つです。これらの市場に上場する会社の時価総額の合計はアジアでも最大の額になります。東京証券取引所の全体の営業時間は、8時45分から16時45分ですが、売買立会時間は現物市場か商品先物市場か、国債かでも違っており、それぞれ厳密に決められています。

東証といえば、新年最初の営業日に開催される大発会と、年内最後の営業日に開催される大納会が有名です。大発会、大納会の日であっても、立会取引は通常通り午前と午後の両方行われます。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。