金融用語集

生命保険
生命保険とは、将来の病気やケガ、死亡に備えて複数人が保険料を支払い、万が一のことがあったときに保険金の給付を受けられる仕組みのことです。

将来のリスクに備えて開発された金融商品が、保険と呼ばれる仕組みです。
保険には主に物品を対象にしたものと人間を対象にしたものがありますが、生命保険は人間の生命や健康にかかわるリスクを対象にした保険商品の総称です。

生命保険は、保障内容によりいくつかの種類があります。
死亡時に保険金が給付される死亡保険、病気にかかったときに治療に必要な保障を受けられる医療保険、ケガに備える傷害保険が主な保険で、一般的に生命保険という場合はこの3つの保険のどれかもしくは総合的な保障内容が用意されたセット保険を意味します。

生命保険は、保険商品により支払金額や保障内容が異なります。基本的にはリスクが高いほど保険金額が高くなるため、死亡保険は死亡リスクの高い高齢者ほど保険料が上昇します。医療保険や傷害保険は、個人の健康状態やリスクによって保険料が変動します。遺伝的に病気のリスクが高い人やタバコやアルコールなど健康を損なう生活習慣がある人、仕事で危険な作業に従事する人やスキーやスカイダイビングなど危険を伴う趣味を持つ人などは、保険料が高額になります。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。